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リンクから復興メッセージ/フィギュア

 東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートの慈善演技会が9日、神戸市のポートアイランドスポーツセンターで行われ、宮城・東北高出身でトリノ冬季五輪金メダルの荒川静香さん(29)や世界選手権(25日開幕・モスクワ)に出場する高橋大輔(25=関西大大学院)らが華麗な演技を披露した。

 荒川さんはトリノ五輪と同じ「トゥーランドット」の曲に乗せ、得意のイナバウアーなどで観客を沸かせた。6日には仙台市の避難所を訪問しており、この日は「人の笑顔には笑顔をつくる力がある。希望が1パーセントでもある限り、進み続ける姿を見せたい」と話した。

 東北高の羽生結弦(16)は仙台のリンクで練習中に被災し、避難所で4日間過ごしたという。「東日本も(阪神大震災で)被災した神戸のように、しっかり明るく温かい街になれればいい」と言い、大きな拍手の中で何度も深々とお辞儀した。

 慈善演技会は、兵庫県スケート連盟が1995年の阪神大震災に見舞われた経験から「復興の街、神戸から勇気を」として主催。会場では選手が募金を呼び掛け、オークションも行った。入場料などの収益金はすべて義援金として寄付される。

[2011年4月9日19時25分]
nikkansports.com